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食の歳時記

ケーキ&カフェ  Petit Lapin

小鳥たちのさえずりが聞こえる、静かな木立の中に佇むケーキ&カフェのプティ・ラパンは、まるで絵本から抜け出したようなかわいいパティスリー。ドアや窓枠は赤、女性に喜んでもらえるようなお店にしたかったというオーナーの思いが伝わってくるおしゃれな外観だ。甘い香りに満たされた店内に一歩足を踏み入れれば、壁はステンシルのラズベリーで飾られ、椅子やテーブルはペニーワイズのアンティーク、カーテンはコロニアルチェックとインテリア好きにはたまらない大人のカントリースタイルが楽しめる。

「手づくり」ならではのやさしさ

からだにやさしい本物の素材だけを使った洋菓子の店を作りたかったというオーナーの西内典子さん。かつては、四国・香川県でケーキ店や飲食店を経営していたが、避暑に来た軽井沢が気に入り、第二の人生の舞台をこの地に選んだのだという。「四季のきれいな軽井沢で、お客様と一対一で対話しながら、お客様の好きなものを提供できるような、小さな店を持ちたかったんです。長野県はお菓子に欠かせないフルーツがおいしいし、夏でもエアコンなしで過ごせる気候が気に入って」と微笑む。
お菓子づくりを担当するのは、本場フランスで2年間修業を積んできたパティシエールの吉田美佳さん。女性ならではの豊かな感性でオリジナルケーキを次々と誕生させている。すべて手づくりで、一つ一つていねいに仕上げることをモットーとしており、タルトやパイの生地づくりに至るまで、機械を使わずすべて手で折るのだという。そのため、一日に作れるケーキは10種類ほど。パイやタルトの人気が高いのもうなずける。

フレッシュな素材の味をそのままに

女性を中心に口コミで人気が広がっているプティ・ラパンの自慢は、なんといっても季節のフルーツをふんだんに使ったフレッシュなケーキ。果物は地元産にこだわり、農園にも自ら足を運ぶ。これからの季節はイチゴづくし。プティ・ラパンでは、甘みと酸味のバランスがいいイチゴを小諸の布引いちご園から仕入れている。みずみずしさを閉じ込めたような「いちごのタルト」は、一度食べたら忘れられないおいしさ。「こんなに?」と思うほどイチゴがたっぷりとトッピングされており、さらに、バターとアーモンドの風味が香ばしいタルト生地と濃厚なカスタードとの相性のよさにビックリ。そしてジューシーで爽やかなイチゴのおいしさに二度びっくり。思わずお土産に買ってしまった感激ものの味なのである。
この他のケーキも、余計なものを一切加えていない自然な甘さで、驚くほど食べやすい。リピーターが多いのも納得だ。この季節はバレンタインデーにちなんで、生チョコロールやクラシックショコラなども登場。ケーキだけでなく、日持ちのするクッキーや焼き菓子などのギフトも充実している。ラッピングもかわいらしいので、ギフトによいと評判だ。

 

心安らぐ、おいしい時間
店内にはカフェも併設されている。窓側のカウンターに座って本を読んだり、景色を眺めてゆっくりお茶を飲んだりしていると、やさしい時間に気持ちが癒されていくよう。自家製パンを使ったサンドイッチやキッシュなどの軽食も人気がある。
「この辺は、退職後に軽井沢に引っ越されてきた方が多いので、散歩の途中に寄ってお茶を飲んでいかれる常連さんが多いんです」とオーナー。そんな方々の要望から誕生した「昔プリン」は、生クリームの入っていない懐かしい味。
女性ならではの、きめ細かなこだわりが、お店の隅々にまで行き届いていて、そのやさしさがケーキにも接客にも反映されている。

レシピ

ケーキ&カフェ Petit Lapin

〒389-0115
北佐久郡軽井沢町追分97-18
TEL.0267-46-8022


営業時間
●10:00〜18:30(水曜休)
※2月13日(水)は休まず営業。

いちごのタルト 400円 ストロベリーチーズケーキ 380円
生チョコロール 300円 シューシャンティ 230円
クラシックショコラ 280円

 

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